「兼業主夫」
まだお話ししてなかったと思うんですが私、数年前に専業主夫を卒業して兼業主夫になったんですね。主夫としての仕事はぜんぜん減ってないんですよ。それに新たに仕事が加わったと。やっぱ大変ですよねー。家事や子育てと仕事の両立ですから。ちなみにかみさんは相変わらず仕事だけ。楽よねー。もーーー。
で、私の仕事なんですが、実はマッサージセラピスト&マッサージ学校の先生をやってるんですね。数年前にかみさんに「ちょっとマッサージ習ってアタシにマッサージして」と学校に送り込まれたんです。2019年に卒業したんですが、そのときに同学校のオーナーに「先生になってくんない?」と言われて、そのまま先生として働き始めたんですね。いや、そんなつもりはまったくなかったんですよ。でも知らない間にマッサージ業界にどっぷりなんです。
なので今はアメリカ人生徒たち相手にマッサージ教えてます。ヘタクソな英語で。マッサージと言ってもメディカルマッサージというか「治す」タイプのマッサージなんですね。偏頭痛とか坐骨神経痛とか腰痛とか。私自身もマッサージセラピストとしてお客さん取ってますけど「ヤバい」客だけですね。ドクターとか鍼灸とか行ったけどぜんぜん治んなくて、もう行き場がないって人だけ取ってます。全員治せるわけじゃないんですが、結果はまあまあですかね。私はいま日本でも流行ってる筋膜系テクニックを中心にやってます。これがですね、痛いんですよー。チョー痛い。マッサージテーブルの上で泣くお客さんもいますよね。まあ泣いても私はまったく手加減しないんですが。
マッサージの仕事も相当忙しくて、なおかつ主夫業もびっちりやってますから、毎日結構パンパンです。働き始める前は「子育てとの両立できるかなあ」とか考えたんですが、なんとかやれてます。うちの18歳が高校卒業して無事大学に入ったことでかなりラクになりましたよねー。下も13歳でちょっと反抗期入ってますけど、まあかわいいもんです。子どもひとりなんでどうにでもなりますよね。というわけで専業から兼業に変わりましたというご報告でした。
筆者:竹永浩之
八代市出身。八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ
(小中高時代のあだ名は“ポンタ”)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。
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