【悩み事があれば弁護士に相談を】
悩み事があって弁護士に相談をするかどうか迷っているけど、あと一歩が踏み出せないという方の中には、次のように考えて躊躇なさっている方もいると思います。
❶ いろいろと悩んでいることはあるけど、何をどこから相談して良いのか分からない
❷ こんなことを弁護士に相談して良いのか分からない
❶の場合について
「何をどこから相談して良いのか分からない」という方ほど、早めに相談をしてほしいというのが弁護士側の率直な思いです。
弁護士が受ける相談の多くは、理路整然としたものではありません。事実が何層にも積み重なり、関係者の様々な感情が入り交じった問題を抱えて、何をどこから話していいのか分からなくなってしまっている方はたくさんいます。しかし、これを放っておけば、どう説明して良いか分からないようなモヤモヤとした不安の塊を抱え込み続けることになり、身動きが取れなくなってしまいます。
弁護士は、相談者の話しを聞きながら、その相談者が直面しているモヤモヤとした不安の塊を解きほぐすことから始めます。そして、どこにどういう問題があるのかをできるだけクリアにしていきます。何が問題なのかはっきりと整理できないまま悩んでおられた方が、自身の置かれている状況をクリアに認識できるようになって、問題解決の方向性を定めることができるようになれば、相談を受けた弁護士としてもうれしいことです。
❷の場合について
「こんなことで相談して良いのか分からなかったので、なかなか相談できませんでした」とお話しされる相談者もたくさんいます。しかし、ご自身が現実に悩んでいることを「こんなこと」と過小評価する必要はありません。また、実際にお話をうかがうと、相談者が「こんなこと」と思っていた問題が、実は、早期に適切な対応をとる必要がある問題だったという場合もあります。
悩んでおられるのであれば、まずは弁護士に相談していただき、本当に「こんなこと」と言える問題なのか、アドバイスを受けられてはいかがでしょうか。相談の結果、悩む必要がないことが分かれば、それはそれで大きな前進になると思います。
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この他にも、弁護士に相談することを躊躇なさる理由はあると思いますが、悩んでいるのならば、悩み続けるよりも、まずはご遠慮なく相談をしてほしいと思います。
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監修/八代綜合法律事務所 弁護士 髙橋知寛先生
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