熱い男たち
『氷川町の良さを、もっと知って欲しい』
氷川町商工会青年部・ひかわボタニカルマーケット実行委員会
委員長・古島隆一さん
広報担当・伊藤慶輔さん
来る3月に開催される『第1回ひかわボタニカルマーケット』。このイベントは氷川町商工会青年部の皆さんによる、初の試みとなる。
「毎年3月には『初市』(植木屋さんが数多く出店するイベント)を開催してきましたが、時代の流れと共に盛り上がりに欠ける状況が続きました。しかし、氷川は農業も工業も盛んな街。地域活性化のためにもっと外から多くの人たちに来場いただき、氷川の良さを知って欲しいと思うようになりました。」と古島さん。
委員会のメンバーが本格的に動き出したのが昨年10月、青年部で北九州市・門司のイベントを視察に行ってから。
「一度廃れた町が新たにイベントを立ち上げ、今や数千人規模の集客の出来るイベントとなった。その成功例を目の当たりにし完全にスイッチが入りました。」それからというもの、青年部の会議は白熱。遂に今までの『初市』をブラッシュアップさせ、新しい風を吹き込むことが決まった。
イベントの企画でふるさとへの恩返しを
現在、実行委員は14名。皆が適材適所、それぞれの強みを活かし、お互いが協力し合い、チームとしてとても良い循環が生まれているそう。
「今はみんなボランティアですが、最終的には関わった人達がそれぞれのビジネスに繋がるようなイベントにしたい。」と伊藤さん。それぞれの得意分野を活かし、収益を上げていくことが、継続するためのポイントだという。
「民家が建ち並ぶ氷川町のまちなかを流れる川ではホタルを見ることが出来ます。水流も強く、そんな町は九州ではここだけと言われています。このイベントを通じて氷川町をしってもらい、足を運んでいただける機会が増えることで。生まれ育った町に対して恩返しできるのではないかなと思います。」と、古島さんは意気込む。
町の歴史や文化、街並みまでも思う存分堪能できる今回の企画は、地域活性化につながる新しいイベントして、決して見逃すことはできない。
第1回ひかわボタニカルマーケット
日時:3月3日(土)・4日(日)午前10時~午後4時 雨天決行
会場:宮原振興局前駐車場・町区公民館前・町づくり酒屋駐車場及び氷川公園(氷川商工会)
出店店舗:30店舗以上
フラワーアレンジメント、多肉植物、エアブランツ、ボトルアート、ハンドメイド雑貨、スイーツ、コーヒー、チャイなど。
主催:氷川町商工会青年部
写真①・・ギロッチョ。ハゼ科のヨシノボリ。清流のシンボル。
キャプション・・氷川町民に愛されているギロッチョ。ハゼの
写真・・川の写真
キャプション・・街並みと一体化した水流の強い川のある町は珍しい。
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