『あなたのお店は大丈夫?』
~新型コロナと休業補償~
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
さて2020年もあっという間に終わり、2021年になりました。昨年は新型コロナウイルスに振り回された1年だったと思いますが、本年では早く収束してほしいものです。今回は法人や個人事業主向けに書いていきたいと思います。
ご自分の店舗や事業所で新型コロナウイルスが発生した場合、保健所からの指導で店舗や事業所の消毒を行なったり、お店を休業したりなどの対応をすることが必要になります。お店を休業すればその期間は収入がありませんので、経営的にもとても厳しくなります。そういった新型コロナによる休業損失を補う保険として店舗休業保険(※名称は保険会社によって異なります)があります。もともとは火事や災害等によって店舗が休業した場合の保険ですが、新型コロナウイルスの拡大により、中小企業や事業者から保険会社への要望が増え、2021年1月より新型コロナウイルスにも対応するようになりました。
しかし、まだ全ての保険会社が一斉に取り扱うというわけではありません。また、感染症補償特約(※名称は保険会社によって異なります)を付帯しないと補償されませんので気をつけましょう。
補償内容としては、一時金と休業した日数にあらかじめ決めた日額をかけた分が保険金として支払われます。日数は大体2週間くらいが限度で、保険金も500万円くらいまでと、保険会社により微妙な違いがあります。ご自分のニーズに合ったものを選ばれると良いでしょう。
新型コロナウイルス以外にも、近年は自然災害が大変増えています。お店や会社を守るためにも、いま一度、自社が入っている保険はどういう時に出るのかという事を把握しておくことが大切です。特に水災補償に関しては、昔のタイプだと雀の涙ほどしか保険金は出ません。1年の始まりのこの機会に、保険を見直してみられるといかがでしょうか?
コメントを残す