菜雨理のLondonなう vol.5

やつしろぷれす 菜雨理のロンドンなう

日本は残暑が続いていると思いますが、読者の皆様は体調を崩されたりしていないでしょうか?ロンドンは日本と比べ、夏も猛暑ということはないので過ごしやすいです。さて、今回はお約束通り【ロンドンの日本食事情 食料品編】をお送りします。

結論から言いますと、ロンドンの日本食事情は食料品に関してもかなり良いと言えます。ロンドン市内には、日本食料品店が点在(私の知る限りでは7店)しており、調味料や日本米、お店によってはお刺身やお惣菜も売ってあります。餃子やたこ焼きなどの冷凍食品も買えます。ただ、想像に難しくないと思うのですが、値段が高い!”きちんとした”日本食をロンドンで食べ続けるには、先立つものが必要です。ですから、どうにか代用品はないものかと日々情報収集は欠かせません。

数年前から現地系のスーパーマーケットでも、日本のモノを売るようになってきています。大きな店舗に限りますが、豆腐、醤油、のり、乾燥わかめなどが買えます。日本人になじみのある野菜として、白菜、もやし、大根。キノコ類では、しいたけ、えのき、エリンギを売っているところもあります。

それから日本人にとって助かるのは、中国系・韓国系のスーパーマーケット。調味料等、日本食料品店より少々割安で購入できますし、日本人の口に合うお菓子屋冷凍食品等もあり、我が家でも3ヶ月に1度くらいの頻度で買い出しに出掛けています。これだけ恵まれているロンドンの日本食事情ですが、やはり日本でしか買えない出汁やお菓子もありますので、それはうちの両親に頼ってしまっています。いつも感謝しています。

ロンドンの日本食事情は良いとはいえ、日本に長年帰国できていませんので、『本物の日本食』を食べたい今日この頃です。

筆者:荒関 菜雨理 ●あらぜき なうり 

八代郡氷川町(旧宮原町)出身。宮原小→氷川中→八代高校→長崎の短大へ。短大卒業後、交換留学でイギリス・チチェスター大学に留学。修了後、いったん地元に戻り臨時採用で中学校で英語講師をするが、結婚を機に再び渡英。/在英10年目。自営業の夫(日本人)と息子3人(8才、4才、2才)の5人暮らし。息子3人の子育てに日々奮闘しながらロンドンで生活中。

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