『人生を切り拓く魔法の質問②』
~「どうやったら」と質問する~
皆さん、こんにちは。今年もあっという間に最後の月になりました。1年間どうだったでしょうか? 今回は、前回の続きで魔法の質問について書いていきます。その前に前回の復習です。
人間の脳にはYahoo!やGoogleなどの検索エンジンが備わっていて、質問したことを答えが見つかるまで自動で脳内検索してくれる機能があると書きました。例えば、テレビを観ていて芸能人の名前が思い出せなくても、「この人誰だっけ?」と思った時から無意識で脳内検索が始まり、そのことを忘れた頃にある日突然思い出します。答えが見つかり脳内検索が終了したので、パッと意識の表面に答えが出てきたということです。このように人間の脳には検索エンジンがあるので、この検索エンジンをどのように使いこなすかが人生を切り開くポイントになってきます。そして、それはどんな質問をするかによります。
ここで少し「質問の力」にいついてお話します。質問には強制的に考えさせるという力があります。話の途中でも、急に質問されたら人間は質問されたことに対して考えてしまうのです。それが今、話していたことと全く関係ないことでも質問されたことの答えを考えてしまいます。一度試してみてください。誰かと話している途中で急に「昨日の晩ご飯何食べた?」と聞いてみてください。相手は昨日の晩ご飯について考えるでしょう。このように質問には強制的に考えさせる力があります。
そして、人生を切り拓く魔法の質問とは「どうやったらできるか?」と質問することです。困難に直面した時に、この「どうやったら」と自分に質問します。「どうやったら達成するか?」や、「どうやったら乗り越えられるか?」などですね。この「どうやったら」という質問は方法を探す質問です。なので、脳の検索エンジンがこの質問を受けて自動で達成する方法、乗り越える方法を脳内検索して答えを見つけてきてくれます。そして「あの人に聞いてみよう」とか、「これをしてみよう」と、目標達成あるいは解決のためのアイデアがいろいろ出てきます。さらにこの質問は、自分だけでなく他人に対しても有効です。先ほど話したように、質問には強制的に考えさせる力があるので、相手に「どうやったらできるか?」と質問すると、相手はその質問の答えを考え始めます。
以上が人生を切り拓く魔法の質問です。ぜひ上手く活用して、より良い人生にしていきましょう。
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講師
株式会社ウインライフ 熊本支店 支店長
有限会社Prime1 代表取締役
Next Stage 代表
伊藤 慶輔さん
損害保険11社、生命保険22社を取り扱う総合保健代理店に勤務するかたわら会社を経営し、目標達成コーチとしても、企業や商工会にてモチベーションアップやコミュニケーション、相続等のセミナーを多数行なう。
株式会社ウインライフ 熊本支店
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TEL:0965-39-3156
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