「今年は八代に帰りまーす」
うちの子ども達が八代のばあちゃんに最後に会ったのが2019年の夏。で、やっと今年の夏帰れそうです。いや～長かったなー。うちの14歳なんか最後に帰ったの、９歳の時ですからね。そのときと比べたら背もデカくなって顔つきも変わってすっかり別の生き物です。
以前は私が通ってた八代小学校や一中で体験入学させてもらってたんですが、もうそれもできないですよねー。上の子の時はほぼ毎年八代に帰って夏だけ八代小学校と一中に通ってたんですけど、下の子はコロナがあったんで小学校の途中ぐらいまでしかできなくて。なんか可哀想なことしたなー。できたら中２ぐらいまでは通ってほしかったんですけどね。
上の子が一中の中２で体験入学した時、職場体験があって校区内の老人ホームで数日間働いたんですね。そのときの話を彼、今でもよくするんですよ。そこのおばあちゃん&おじいちゃんたちに、うちの実家が魚屋やってたときによく買いに行ってたって言われたとか。そういうのって自分のルーツの話じゃないですか。「私はどこから来たのか」ってことですね。そんな貴重な体験をたくさんさせてもらったんですよねー。できたら下の子にもそういう経験をさせたかったんですけど、その点はすごく残念です。
ただ、下の子は下の子で今バレーボールにハマってまして、こっちでもトーナメントとかにバリバリ出てるんですけど、実は夏に八代に帰る前に大分でバレーのインターハイ（高校総体）を見てくる予定なんです。予選から決勝まで全部見てこようと思って。それから八代に帰りまーす。
ちなみにうちの19歳は夏、ジャズのツアーでヨーロッパに２ヶ月ぐらい行くらしいんで、今回は帰れないみたいです。ま、彼はそのうちジャズのツアーでまた日本に行くと思うんで、その時にばあちゃんに会いに行きたいって本人も言ってます。とにかくやっと帰れまーす。楽しみー！
筆者：竹永浩之
八代市出身。八代小→一中→南校（現：清流高校）→沖縄の大学へ
（小中高時代のあだ名は“ポンタ”）。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。
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