「八代の個性とは?」
私の日本在住の友人や知人が八代を訪れることがたまーにあるんですが、そのときに八代をどう説明するか、何を推すかって問題がありますよね。例えば「この店に行ったらいいよ」とか「ぜひ○○を見に行ってよ」とか。特に私は海外に住んでるんで、ちょっと遠くから見てるというか、まわりの熊本、人吉、水俣、天草、そしてもっと広げて福岡や鹿児島、長崎、大分と比べて「八代の違いとは?個性とは?」みたいなことをよく考えるんですね。
八代を訪れた友人知人たちがよく言うのは「平べったい街」ってことです。高い建物が少ないから、特に高速で来ると何かべたーっと広い街みたいなイメージがあるみたいですね。その「平べったい街」っていうのは見た目だけじゃなくて中身もそういう部分ありますよね。強烈な観光資源もないですし、「これがチョーおすすめ!」みたいなものも少ない。だから私も他県の友人知人が八代に行く際、すんごい困るんですよ。何をすすめたらいいかがピンと来ない。「スノーマンにケーキ食べに行って!」以外、あんまり思いつかないんです。見るべきもの、ぜひ行ってほしいお店等はあると思うんですよ。でも、例えば八代の外から来るお客さんたちに「ぜひ八代の○○を食べてほしい」と胸を張っておすすめできる何かがあるかって問題がありますよね。私が遠くから見てる分には「ぜひ八代の○○を!」っていうのがすごく少ない。そういう意味でも「平べったい街」だと思うんですね。
ではどうすればいいのか。このまま平べったいままでいくのか。あるいは何らかの個性を持つのか。その個性は観光資源や食べ物なのか。あるいは他のものか。前にも書いたことあるんですが、私は「他のもの」派です。住みやすさとか子育てのしやすさみたいなものを追ったほうがいいと思うんですね。それを徹底的にやって八代の個性にすると。こういう議論を全市民を巻き込んで盛大にやったらいいと思うんですよねー。
筆者:竹永浩之
八代市出身。八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ
(小中高時代のあだ名は“ポンタ”)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。
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