「北の丸のスタバ」
今回八代に帰ったときに初めて北の丸のスタバに行ったんですね。これまではいつもゆめタウンのスタバに行ってたんですけど、そこで「北の丸にもできましたよ」って聞いて早速行ってみたんです。店内がきれいだとかドライブスルーがあるとか、「あらーステキ」と思うことは多々あったんですが、私にとって一番衝撃だったのは、あそこの窓からの景色だったんですね(写真参照)。なんか素晴らしいというか、窓で切り取った景色がホントに絵としてきれいだったんです。「うわ、これはうまいとこに店作って、うまいとこに窓設置したなー」って思ったんです。でも同時に考えたんですね。なぜこれを今まで八代の人間がやらなかったのかと。スタバって八代の外の企業、ついでに外資系ですよ。そこが八代に来て、あの風景を窓で切り取ったわけです。で、その風景に感動してる八代出身の私。なんかおかしくないですか?
いやね、私一中に通ってたんであの辺はしょっちゅうウロウロしてたんですよ。今でも八代に帰ったときは毎日のように車で通るし。にもかかわらずですよ、あの風景の可能性にぜんぜん気づいてなかったんですよねー。そりゃ八代城の緑がきれいなことは知ってましたよ。ポイントは風景の「切り取り方」なんです。あんなふうに窓を設置して、あんなふうにあそこの風景を切り取れるってまったく考えたことなかったんですよね。「なんかやられたなー」と反省するのと同時にこんなふうにも思うんです。「他にも同じような可能性があるのではないか」と。
八代に住んでたりとか八代出身だったりすると、八代のこと知ってるって無意識に思っちゃうじゃないですか。でもホントにそうなのかなーって今回思ったんですよね。見逃してることとか、切り取り方に気づいてないことが意外とたくさんあるんじゃないかって。私もちょっと探してみまーす。
筆者:竹永浩之
八代市出身。八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ
(小中高時代のあだ名は“ポンタ”)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。
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