ぽん太のアメリカ便り Vol.87

やつしろぷれす 主夫ぽん太のアメリカ便り

「5年ぶりの八代です」

 さて、うちの14歳を連れて7月中旬に八代に帰ります。私自身は日本に一時帰国した際におふくろに会いに半日とか一晩みたいなショートステイで八代にたまーに帰ってたんですが、うちの14歳は5年ぶりですからね。左の写真見てくださいよ。5年の間にこんなにデカくなっちゃって。もう別の生き物ですよねー。

 うちの19歳も連れてきたかったんですが、彼はジャズのヨーロッパツアーがあるらしくて今回は帰れないみたいです。相変わらずツアーでいろんな国に行って金稼いでますね。だから今後は大学の授業料や生活費も自分で払ってもらうことにしました。日本に行くのも自分のお金で行けばいいし、もしかしたらツアーでまた日本に行くかもしれないし、そのときにちょっと八代に寄るとか。本人はすんごい帰ってきたいそうなんですけどね。

 うちの14歳の八代での予定はほぼ固まってまして、基本的には『コンビニ』『つる乃湯』『ゆめタウン』の3本柱です。週日も週末も毎日これです。その3つこそが彼にとってのザ·日本。日本でしかできないことなんですね。いや、こっちにもセブンイレブンあるんですよ。でも中身がまったく別物なんです。こっちのセブン、美味しいもの一つもないですからね。『つる乃湯』みたいな温泉もこっちにはないんですけど、うちの14歳が行きたいのが東陽町や日奈久じゃなくてあくまでも『つる乃湯』っていうのがポイントで、以前このコラムでも書いたと思うんですが、つる乃湯の露天風呂ってあんまり熱くないんです。やっぱアメリカ育ちなのか、うちの子ども達は身体が猫舌なんですよねー。私自身もぬるいお湯に長ーく浸かってるほうが好きだし。なので『つる乃湯』一択。ゆめタウンに関してはうちの14歳、「住める」って言ってますね。ずーっとあそこにいてウロウロしてたいらしいです。その気持ち、お父さんもわかる。住みたーい。というわけで帰りまーす。楽しみー。

 

筆者:竹永浩之

八代市出身。八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ
(小中高時代のあだ名は“ポンタ”)。

沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。

アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。

米国・ニュージャージー州在住。

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