『これからの時代を生き抜く②』
~主な投資性金融商品と特徴~
皆さん、こんにちは。新年度になってあっという間に1ヶ月が経ちました。今回は主な金融商品とリスクとリターンについて書いていきたいと思います。
まず、主な投資性金融商品には大きく分けて「預貯金」「債券」「投資信託」「株式」があり、それぞれ次のような特徴があります。
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【預貯金】
・銀行などの金融機関にお金を預けて利子を受け取ります。
・金融機関が破綻した場合でも、一定の範囲の預貯金は預金保険機構などにより元本1,000万円とその利息が保証されています(外貨預金は保証の対象外)。
【債権】
・国・地方公共団体・企業などが資金調達するために発行する有価証券で、償還まで一定の利子が支払われ、償還時に額面金額で償還されます(償還額より安い金額で発行され利子の支払いが少ないものもあります)。
・償還までに売却して換金することもできますが、売却金額は市場価格となり、元本が保証されているわけではありません。
・償還まで保有すれば価格変動のリスクは抑えられます。
・発行体が破綻した場合などは、償還されないおそれがあります。
【投資信託】
・多くの投資家から集めた資金を、専門の機関が公社債や株式、不動産等に投資し、利益を投資家に分配します。
・投資対象の組み合わせによって安全性や収益性はさまざまです。一般に、株式中心だとリスク・リターンはは高くなり、債券中心だと低くなります。
・投資信託の取引には諸費用がかかります(販売手数料、信託報酬など)。
【株式】
・株式会社が発行する株式を購入して株主となり、配当を受け取ったり(インカム・ゲイン)、買った値段よりも高く売って売却益を得たりします(キャピタル・ゲイン)。
・発行企業が倒産した場合など、価値が0になることもあります。
・株式の取引には諸費用がかかります(売買手数料、口座管理手数料など)。
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次号では、これらの金融商品のリスクとリターンの関係をみていきたいと思います。
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講師
株式会社ウインライフ 熊本支店 支店長
有限会社Prime1 代表取締役
Next Stage 代表
伊藤 慶輔さん
損害保険11社、生命保険22社を取り扱う総合保健代理店に勤務するかたわら会社を経営し、目標達成コーチとしても、企業や商工会にてモチベーションアップやコミュニケーション、相続等のセミナーを多数行なう。
株式会社ウインライフ 熊本支店
〒866-0852 熊本県八代市大手町2丁目2-18
TEL:0965-39-3156
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