「リッチモンド市と熊本市の意外な共通点」
私の出身バージニア州のリッチモンド市と熊本市に同じものがあるのですが、何だと思いますか? 市電? お城? 実は両市には「ボール」があるのです!…といってもわからないですよね。熊本市の下通入口付近にある「あの石玉」といったらおわかりかと思いますが、実際の正式名称は『グラニット・ボール』といいます。
そう、リッチモンド市にも水圧で浮く石のボールがあるんです。手で動かして遊べます。そこを通ったらつい触りたくなってしまうのはなぜでしょうか。熊本でも通りすがりの人がよく触っていますよね。でもリッチモンド市にあるボールはもっと力を入れないといけないかもしれません。なぜなら、リッチモンド市にあるのは“世界一大きい”グラニット・ボールだからです。
世界一大きいグラニット・ボールは幅2.6メートル、高さ2.6メートル、そして重量2万9千トンで、ギネス世界記録にも認定されています。そして世界一を記念して、世界地図が彫刻されており、リッチモンド市科学博物館(旧リッチモンド駅)の前に置かれています。
熊本市の「あの石玉」を見たら、アメリカにもある世界一大きいボールのことを想像してみてくださいね!
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筆者:ジョセフィン・デニス
八代市役所の国際課で国際交流員として勤務中。国際交流員(Coordinator for International Relations、略してCIR)はJETプログラム※より地方公共団体の国際交流担当部局などに配属され、さまざまな国際交流活動に従事しています。
※語学指導等を行う外国青年招致事業
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