「心を磨く」
～人は皆、ダイヤモンドの原石を持っている～
皆さん、こんにちは。いよいよ夏到来ですね。今回は「心の磨き方」について書きたいと思います。
世界一硬い鉱石と言われるダイヤモンドですが、どうやって加工しているのでしょうか？ ダイヤモンドを加工するには、同じ硬度を持つダイヤモンドを利用するのが最もシンプルな方法です。この方法は、スカイフと呼ばれる円盤の上に粉末状にしたダイヤモンドを付着させて研磨します。
よく人の心を「ダイヤモンドの原石」に例えたりしますが、経営の神様と言われる松下幸之助は「人間は磨けば光るダイヤモンドの原石のようなもの」と言っています。
【松下幸之助は病弱であったため、自ら先頭にたって仕事を進めることが難しく、いきおい人を信頼し、思い切って仕事を任せざる得なかった。また、創業当時の松下電気は無名の中小企業であり、有能な人材を獲得するのも難しかった。それだけに、人材の育成にはことのほか努力を払ってきた。その体験を踏まえて、松下幸之助はこう言っている。
「ただの石をいくら磨いてもダイヤモンドにはならない。しかし、ダイヤモンドの原石は磨くことによって光を放つ。しかもそれは、磨き方いかん、カットの仕方いかんでさまざまに異なる燦然とした輝きを放つのである。私は、人間というものはそれぞれに磨けば光る、さまざまな素晴らしい素質をもったダイヤモンドの原石のごときものだと思う。特に経営に携わる人は、このことを正しく認識し、一人ひとりの持ち味をどう活かすかを考え、実践していくことが大切である」】 サイト「松下幸之助.com」（PHP研究所）より抜粋
素晴らしい言葉です。私が思うにダイヤモンドを磨くのにダイヤモンド必要であるならば、ダイヤモンドの原石である人の心を磨くには「人の心」が必要となってきます。生きていると人間関係で嫌なこともあるでしょう。考え方の違いから意見が対立することもあります。しかし、お互いがダイヤモンドの原石であるならば、ぶつかり合って磨かれていくのだと思います。本音でぶつかる事を恐れずに、キラッと光るダイヤモンドになりたいものですね。ただし、本音でぶつかるにしても言い方というものがありますので、そこは注意してくださいね！
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講師
株式会社ウインライフ 熊本支店 支店長
有限会社Prime１ 代表取締役
Next Stage 代表
伊藤 慶輔さん
損害保険11社、生命保険22社を取り扱う総合保健代理店に勤務するかたわら会社を経営し、目標達成コーチとしても、企業や商工会にてモチベーションアップやコミュニケーション、相続等のセミナーを多数行なう。
株式会社ウインライフ
〒866-0852 熊本県八代市大手町2丁目2-18
TEL：0965-39-3156
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