「ハイヒールで登校するのも部活の練習!?」
皆さんは、『ショークワイア(show choir)』って何かご存じでしょうか。ショークワイアとは、歌とダンスを組み合わせたパフォーマンスのことで、ミュージカルや演劇とは一風変わった、派手な演奏が特徴です。そして私は高校時代の部活でショークワイアに打ち込んでいました。
私の高校には3つのショークワイアグループがあり、私はその中の1つ、30人程度の女性グループ「イリデセンス」へ入部しました。通称「イリ」と呼ばれていて、アメリカの歌姫の曲を披露するのが基本でした。私が入部した年の公演はダイアナ・ロスの曲をテーマに、みんなで彼女の曲を歌いながら、ハイヒールを履いて踊っていました。
合唱と振付の指導はとても厳しく大変で、練習のために「ハイヒールで登校する日」なんていうのもありましたが、その努力のおかげで圧倒的なパフォーマンスを作り上げることができました。公演当日の開演前の控え室はいつもドタバタの大騒動でしたが、それとは対照的にステージへ上がると一転、全員がとても集中するんです。グループのみんなで全国大会まで出場できたことは、高校時代の最高の思い出です。
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筆者:ジョセフィン・デニス
八代市役所の国際課で国際交流員として勤務中。国際交流員(Coordinator for International Relations、略してCIR)はJETプログラム※より地方公共団体の国際交流担当部局などに配属され、さまざまな国際交流活動に従事しています。
※語学指導等を行う外国青年招致事業
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