7月初旬の豪雨被害、ネットニュースで画像を見るだけで悲しくなりました。この場を借りて被災された皆様にお見舞い申し上げます。1日でも早く安心して暮らして日が来ることを心より祈っています。
さて、こちらはといえば3月末から始まったイングランド(ウェールズ、北アイルランド、スコットランドは個々の政策をとっています)のロックダウン、未だに完全に解除になっていません。今回は、これまでのコロナ関連のまとめを簡単にお知らせしたいと思います。3月24日からのロックダウン詳細は、『ロンドンなう』の5月号でお知らせしました。その後、段階的に緩和が進んでおり、6月1日からは学年や人数を限定して学校が再開。6月15日からロックダウン解除第二段階に入り、ソーシャルディスタンスを守り、マスク着用で公共交通機関を利用している限り、実質的に外出の取り締まりはナシ。屋外の個人レベルの運動やスポーツは無制限にできるようになりました。また、衣料品店や雑貨店なども再開可能になり、街に少しずつ人々が戻ってきました。
そして、第三段階となる7月4日からの緩和は、レストランやパブ、美容院、ホテルやB&B、キャンプサイト、映画館、博物館、テーマパーク、屋外ジム、公園のプレイグラウンド等が、予防措置を取り安全に営業できることを前提に再開可能になりました。これまで不要不急に限られていた営業許可や行動の対象が、外食や旅行と言った嗜好目的にまで広がりました。ただ、同じ嗜好施設でもライブパフォーマンス型の劇場やナイトクラブ、ジム、ボーリング場など感染リスクが高いと考えられる場所の再開は見送られています。
緩和は順調に進んでいるものの、我が家ではパンデミック以前のように外出をする気にはなっておらず、お出かけといえば公園か近所の散歩にとどまっています。豪雨被害の復興も、コロナの収束も一刻も早く進むことを祈ります。
筆者:荒関 菜雨理 ●あらぜき なうり
八代郡氷川町(旧宮原町)出身。宮原小→氷川中→八代高校→長崎の短大へ。短大卒業後、交換留学でイギリス・チチェスター大学に留学。修了後、いったん地元に戻り臨時採用で中学校で英語講師をするが、結婚を機に再び渡英。/在英10年目。自営業の夫(日本人)と息子3人(8才、4才、2才)の5人暮らし。息子3人の子育てに日々奮闘しながらロンドンで生活中。
コメントを残す