「現地校のオンライン授業」
今日現在(5月13日)、アメリカのコロナ感染者数は約140万人、死者数は約8万4千人です。ちなみに前回のコラムでお伝えした時は、感染者数59万人、死者数2万4千人でした。この増え方、わかります?たった1カ月でこんだけ増えたんですよ。「何をどうやったらこんなに増やせるの?」とお思いの方もいるかもしれませんが、アメリカ人なら可能なんです。スキだらけなんで。
と、アメリカ人のボケ具合を語り始めたら、またイライラしてくるので、今回は無理やり別のことをお話しますね。うちの子ども達の「オンライン授業」についてです。
子ども達が通う現地校では、3月中旬からオンライン授業が始まりました。ただオンライン授業と言っても、一日中先生が画面上で授業してるってわけじゃないんです。ほとんどが、先生の録画したビデオを見たり、その日の課題をやったり。実際にZOOMとか使って先生とやり取りするのは、週2~3時間ぐらいでしょうか。
うちの10才の場合、現地校がiPadを送ってきて、それを使ってますね。授業で使うアプリが予めインストールしてあるんで、かなり便利です。うちの15才は高校入学の際に配布されたラップトップをそのまま使ってますね。
ちなみに、うちの10才が通う週末の日本語補習校もネットに移行しました。(15才は3月に卒業しました。)こちらは朝9時から正午まで、3回の休み時間を挟んで、先生がミッチリ教えてくれます。「オンライン授業」ってことで言えば、アメリカの現地校より日本語補習校のほうが圧倒的に良いですね。先生の準備も授業の内容も。
アメリカは、何かを始めるのは早いんですが、だいたい詰めが甘いのでこういうことになります。試行錯誤しながら前進していくスタイルですね。オンライン授業の質向上にはしばらく時間がかかりそうです。
筆者:竹永浩之
八代市出身。八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ(小中高時代のあだ名はぽん太)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。米国・ニュージャージー州在住。
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