〜反射的反応に囚われない〜
皆さん、最近はいかがお過ごしでしょうか?新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が多くなった人もいるかと思います。ニュースでは、在宅ワークが増えて家にいる時間が多くなったために夫婦間の諍いや口論、喧嘩が増え、コロナ離婚という言葉も出てきました。また海外では外出制限をしている国も多く、家庭内暴力(DV)が増えているというデータもあります。
このように、先行きが見えない不安から知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでしまっている人が増えています。ついついいう必要のないことまで言ってしまい喧嘩になった。頭ではこれ以上言うと相手を傷つけてしまうとわかっていても、感情を抑えられずに言ってしまった。あんなこと言わなければよかった。そんなつもりじゃなかったのに…と公開した経験を持つ人もいると思います。そのたった一言が、取り返しのつかないことになってしまったと言う人もいるでしょう。
では、そんな時は一体どうしたら良いのか?それは【たったの4秒間、深呼吸をすること】です。深呼吸し、立ち止まって自分のものの見方をリセットする。人はカッとなる時、反射的に非生産的な反応をしてしまいます。その人独自の反応パターンがあるのです。お互いが反射的に非生産的な反応をしてしまい、”売り言葉に買い言葉”になってしまうのです。
反射的に非生産的な反応をしないように、4秒間深呼吸を行います。4秒あれば自分にプラスとなる行動を選べるようになります。怒りがこみ上げそうになったら、「ちょっと待てよ」と、4秒間深呼吸してみましょう。
しかし実際は、言うは易く行うは難しです。イライラしてカッとなり荒れ狂う感情の波の真っ只中にいる状態で、たったの4秒間とはいえ立ち止まって深呼吸するのは並大抵のことではありません。それでも、この4秒と、4秒を確保しようとする意志こそが、非生産的な反射的反応から脱却するための最初の一歩であり、そのときどきに一番賢い選択をするための最初の一歩となるのです。
まずは4秒間の深呼吸。ぜひとも試してみてくださいね。
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