「我が家の言語」
アメリカ在住の我が家ですが、うちでは基本的に日本語と英語が飛び交ってます。
具体的には、
・私とかみさんの会話=英語
・私と子ども達の会話=日本語
・かみさんと子ども達の会話=英語
・子ども達同士の会話=日本語
・かみさんと親戚の電話での会話=スペイン語
こうやって書くとややこしいですよね。ただこれで10数年間生活してるとぜんぜん普通で、子ども達も間違って私に英語で話しかけるとか、かみさんに日本語で話すとかはまったくありません。話す相手によって自動的に日本語・英語を切り替えてるみたいです。
家族4人で話すときも前記のルールは変わりません。
たとえ ば明日の夕食についてみんなで話すときも、
私が「 How about curry?(カレーでどう?)」
とかみさんに聞くとそれぞれがぞれぞれの言語で
かみさん「Curry again?(またカレーかよ!)」
13歳「カレーでいいよ」
8歳「カレー!カレー!」
と答えるんですね。
私が英語で言っても子ども達の私に対する答えは日本語になります。かみさんは日本語がまったく分からないので、子ども達が言ったことを知りたい場合は、それぞれに英語で聞いて子ども達が英語に翻訳して答える、というプロセスが発生します。
ただ、かみさんも「O·KA·A·SAN (お母さん)」という日本語は知ってて、子ども達が「お母さんうるさいよね」とか日本語で言ってると、「いまお母さんの話してるだろ!」と感づくんですね。
そこで子ども達も考えて、かみさんに「ローズ(かみさんのミドルネーム)」というコードネームを付けて、「ローズうるさいよね」という感じで「O·KA·A·SAN」という言葉を使わないよう工夫してるんですが、そのうちかみさんにバレて死ぬほど怒られると思います。
竹永 浩之
八代市出身。
八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ(小中高時代のあだ名はぽん太)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。
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