このコーナーでは
イキイキと輝く女性にスポットをあててご紹介します。
須藤 ユキ さん
39歳。『路地裏マルシェ』主催。
スラっとしたスレンダーな姿に、ストレートの長い髪。
どこかエキゾチックな雰囲気のある須藤さん。
同級生のご主人と中学生·保育園の2人の子どもと暮らす主婦であり、2016年からスタートした『路地裏マルシェ』の主催者だ。
『路地裏マルシェ』とは、手作りの衣類やアクセサリー、植物、パンなどを作っている数名の仲間が集まり、ちょっとステキな場所を選び、マーケットを開くというイベント。きっかけは、熊本地震だったという。
「地震で近所の方の庭の駐車場を借り車中泊をしていました。その庭の持ち主の田中さんと手芸の話で意気投合したことがきっかけなんです」と須藤さん。
2人は手芸が趣味で、手芸の専門誌の貸し借りをしているうちに、「お庭でマルシェ」というヒントを得る。
そこで、田中さんの持つ本町界隈の空き地で2016年7月2日、第1回目の路地裏マルシェを開催した。
「やったことがないことを始める楽しさにワクワクし、とにかく楽しかったんです。」
そして、第4回目は本町の活性化にも寄与できればという思いから2016年12月に「第4回路地裏マルシェin本町アーケード」を開催。
出店610店舗を超え、新しい風をアーケードに吹き込んだ。
それからというもの、八代では一気にマルシェブームが始まる。
須藤さんは現在、当初の仲間たちと『路地裏マルシェ手芸部』としてグループラインを作り、皆がそれぞれに描く夢を語り合い、ひとつずつ実現していっている。
「小さなころからずっと手芸が好きで当たり前のようにモノづくりをやってきました。夢は言葉にすることで叶うスピードが速まり、必ず協力者が現れるんです。今までの人とのつながりは、全てご縁。これからも一生このご縁を大切にしたい」と、まだまだたくさんの夢で頭の中はいっぱい!という須藤さんは、これからも私達に色んな場所で “トキメキ”を届けてくれるだろう。
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